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Haruka Yanagisawa / ライター&翻訳業/ 北欧、キャリア、働き方、ジェンダー、コミュニケーションなど

強い女性ってなんだろう?フィンランドのアート界の話を聞いた

強い女性ってなんだろう?フィンランドのアート界の話を聞いた

東京にあるフィンランドセンターのイベントで、「フィンランド・アート界の力強い女性たち」について話を聞く機会があった。

講演してくださったのはフィンランドセンター所長のアンナ−マリア・ウィルヤネンさん。

かの有名なシベリウスの妻、アイノさんの話も出てきたのだけど、今日はじめて知って印象的だったのは、画家・ペッカ・ハロネン((1865年ー1933年)の妻、マイヤさんの話だった。

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マイヤさん自身もコンサートをするようなピアニストだったのだけど、夫の収入が少なかったので翻訳の仕事もして家計を支えた。

子どもは8人いた。

夫(画家)は気分の浮き沈みが激しいタイプだったので、マイヤさんが気丈に夫を励まし支えた。

マイヤさんは家の中のこともあれこれ手がけ、8人の子どもの服は自分でつくり、庭で野菜もつくっていた。

自宅の敷地にはもちろんサウナがあり、サウナをあたためている日にはランタンをともし、周辺に住むアーティスト達にも「今日、入れるよ」と知らせた。(シベリウスの家も近くだった。)

そのようにして、自分の家族と、周囲のアーティストたちみんなの「ウェルビーイング」に気を配っていた。



・・・・・・と。


すごすぎる!!マイヤさんの役割、多すぎる!!

お金稼げて、手仕事ができて、野菜も作れて。なんて生きる力強さがありあまる女性なんだ・・・。

ほかにも、今日はこういう女性たちのエピソードを色々と聞いた。

うーん。

以前から「フィンランドの女性はたくましいな、かっこいいな」と思っていたけど、そのイメージをはるかに超えて、すごかった。なんというかスケールが大きい。

現代の日本の文脈だと、「仕事をバリバリして、かつ家庭(育児)も両立させている女性」が「女性のエンパワーメント」みたいになりがちだけど、なんか、それってすごく限定化された尺度であって、本当はもっと、違うんじゃないかという気になった。

もっと大きな捉え方をすべきなんじゃないか。

「生きる力の強さ」ってことなんじゃないか。

そんなことを考えたりした。

* 

ちなみに今日の講演は、フィンランドセンターで開催された「編み物サークル」(オンペルセウラ)の中で行われた。

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北欧って編み物、さかんですよね。「編み物男子」のイメージ、あります。

ソチオリンピックでも、フィンランドのコーチが編み物していたことがちょっとした話題になったり・・・

ということで、講演を聴いたあと、私もほんのちょっとだけ編んでから帰った。

編み物にはヒーリング効果があると思う。ヨガや瞑想で頭の中を空っぽにしようとするのと同じで、自然と針に集中できるから、良いのでしょうな。

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J-WAVE でフィンランド「シス」の話

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ノルウェーは恩人

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