pic034_Fotor_1215054725_Fotor.png

Welcome!

Haruka Yanagisawa / ライター&翻訳業/ 北欧、キャリア、働き方、ジェンダー、コミュニケーションなど

昔の日記

昔の日記

昔、あるブログサービスを使って日記をつけていた。

もう何年も放置していて、存在すら忘れていたのだけど、サービス側から、まだ日記を書く気はあるのかと尋ねるメールが来て、不意に再会を果たしたのだ。

5,6年前の日記である。フルタイムで会社員をしていた頃の。驚いてしまった。

当時の私は、朝4時45分に起きて6時25分から始まる英会話に通ったあと会社に行っていた。また別の曜日には、夜にフィンランド語も習っていた。

北欧旅行の計画を立てる合間を縫って、いそいそと小説を書き文藝賞に応募したりしていた。

あと、北欧情報を発信するwebサイトを作り、そこの記事も書いていた。(今はそのサイトはクローズしています)

バンドのライブもたまにやっている風だった。映画やテレビドラマを今よりたくさん観て、その感想をいちいち一生懸命書き付けていた。

とにかく興味があることを片っ端からやっていたのだと思う。義務でそうしているのではなくて、やらずにはいられない、あらゆることに興味をそそられて仕方ないというエネルギーと悪く言えば落ち着きのなさが、日記の文面からもほとばしっていた。

それに比べると今の自分はなんてナマケモノになったんだろうと思ってしまう。

年を取ることについて、基本的に私は楽観的で、常に今が一番良いと思っている。だから普段、過去を懐かしむことはしないのだけれど。それでも。こればかりは・・・。

それから、とても大切な一節を見つけた。

川島小鳥さんの写真展を見に行ったあとに書いたものだ。

===========================================

写真集の帯の「ここはぼくらのたのしい星」という言葉。

私はそれをまさに今日、感じた。

ここが私のいる星であり、たのしい星なんだ。


明日は、ここ数年とてもお世話になっている人と食事をするので、小さなプレゼントを買い、それに添える短い手紙を書こうとした。たった5行ほどで山ほどの感謝の気持ちを伝えなければならない、それも、なるべく軽めに、ユーモアなども交えて!

書いていたら、この人に会う前と後では、後のほうが、大幅に、「わたしの星」がたのしい星になっていることに気づいた。たのしい星はたのしいことばかりじゃないのだけれど、その人は私に、暗闇でも歩き出せることを教えてくれた。「行きたい」と思う人だけがその場所に「行ける」のだと、教えてくれた。

===========================================

その人が誰だったかはもちろん覚えているけれど、自分が、こんな文章を書き付けていたことはすっかり忘れていた。

ナマケモノになった私は当時のような日記は書いていないけれど、こうして大切なことすら忘れてしまうのならば、やはり日記って、書いた方が良いのかも、と思った。

昔の日記②/ ラジオ 豊かさのある場所

昔の日記②/ ラジオ 豊かさのある場所

妄想「なんもしないサウナ」

妄想「なんもしないサウナ」